独り言

私の母は、実の母(祖母)を小学5年生の時に亡くした。
小さな頃から時々言われた。
「私は、どうやって子供を育てたらいいのか、
わからなかった。」 と・・・・。
母は小さな頃に、
実の母(祖母)が言っていたことが印象に残っていると言った。
「この子が大きくなったら、
洋裁か和裁を習わせる。」と・・・・。
母は、小学校を卒業後、
昼間働き、
夜に洋裁を習いに行った。
(祖母が亡くなり、
祖父は戦地にいるので、
一家離散に。
親戚にバラバラに母・妹弟は引き取られる)
母は洋裁で身を立てた。
私が成人してから、
夜に和裁を習い始めた。
私が嫁ぐ時に、
母の縫ってくれた着物を沢山持たせてくれた。
図書館でこの本を読んだ時、思い出したこと・・・・。
「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」
幡野広志
カメラマン、猟師、35歳、余命3年宣告を受ける。
息子はまだ2歳。
父として男として息子に伝えたい言葉をまとめた本。


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